春の雨
今日は小雨混じりの雪が降ると天気予報では言っていた。
紺色のパーカーを羽織り、フードを被りながらランニングする若い男性。
冷めるような赤い帽子を被った自転車に乗って通り過ぎるお爺さん。
駐車場でぼんやりしてから発進する軽自動車。
どれも私にはどうでもいいことで、無関係なことだ。
人間が動くたびに景色を見ることが削がれる時間が発生する。
私が外を見ている間は春の雨の予報は外れていた。
昨夜は帰りに春雨に打たれた。
雨の中に春の匂いを感じた。
久しぶりのような気がする。
もうすぐ、季節は変わる。
その時に、私は何かが変わるのだろうか。